おっぱいと舌のしたの秘密

舌のしたの筋みたいなところに
ちいさな

みたいなのができた。
痛い。

鏡を持って
ああああ〜
と口を開けてみる。
舌を動かすと

小さな舌が動いて
ヒリヒリと痛い。

ビールを飲んで窓から外をみていたら

北の方角に向かって空を見上げて
あのひとは
元気だろうかと
なんとなく
思ってしまう。

無意識が怖い。
あのひとのお家の空へ。
酔っぱらって話しかけちまった。

人の未消化のままの「無の念」
って怖いな〜。
あいかわらずにフレッシュな感じで
痛いねえ。

働きすぎて
目がうまく開かないし、
花粉でマスクはかかせないし、
太っておっぱいも肥大。

ほんとおっぱいは取り外し式にするべきで
生理は子供を産むひとだけにして欲しい。と
完全にメスを全否定。

出会った知らないひとの10人にひとりは
挨拶のようにおっぱいのことを尋ねられるウザさ。
「いやいや〜重力に負けっぱなしっスヨ〜いつも肩に乗っけてます!」などと
自虐ネタで返すのにもほとほと疲れた。

なんて返すのがエレガントで爽やかで感じがいいか、
ベストな模範解答を誰か用意してよ。

「いや〜ぷりんぷりんで、すいませ〜ん」か。

それとも、

「え〜そんなことないですう。普通ですう」か。

それとも、

「も〜●●さんったら」か。

例えば異様なまでに鼻のでかい人に
「鼻でっかいすよね〜。どうしたらそんなにデカくなれるのですか?」と
言ったり、どうみても、おちんちんでかいっすね〜と
公衆の面前で発言することが
明らかに失言なのにたいして
おっぱいに関しては
「大きい」イコール「よい」みたいなヘンテコな共通認識によって
寛容になってしまっているせいだ。

結局、人の心なんてわからない。
痛みがそのひとのどの部分に隠れていて
地雷を踏んでしまうのかなんて
他人である生物にはわからない。
わかりえない。

男のこころもわからない。
どうしたら
たいせつに思うひとを
永久に失わずにいられるか
もう
よくわからない。
どう気持ちを伝えたら
他人のこころに
自分の伝えたい音に近い音を届けられるのか
よくわからない。

いつもひとりで
暗くて大きい海に
プカプカと
背中で浮かんでいる。
太陽で
目が開けられなくて
海の音がする。

「贅沢な骨」のDVDを観ながら

小さな舌が痛むのだ。
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by 1egg2min | 2005-04-08 03:04


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